八戸からおすすめドライブコース!>八戸から自然満喫!東北のきのことフライフィッシング
北東北太平洋沿岸ドライブ・被災地を訪ねる旅(2013.05.03)
今回のコースは、八戸IC→水沢IC→国道343号→黒石寺→正法寺→陸前高田(奇跡の一本松)→国道45号→宮古→久慈→八戸 走行距離約500km。
旅の始まりは高速から見える「岩手山」の雄大な眺め。山を眺めながら最寄りのサービスエリアで休憩を取る。
GW後半といこともあって、早朝にも関わらず混雑している。休憩を終えると、高速に乗り、一気に水沢ICまで向かう。
水沢ICで降りると、 国道343号に乗り、陸前高田方面へ車を走らせる。国道343号沿いには、日本三大奇祭の一つ「蘇民祭」で有名な「黒石寺」がある。ここは少し時間をとって立ち寄りたい。国道343号は国道340号にぶつかり、そのまま陸前高田に入ると、道は国道45号へ。
陸前高田に入ると、そこは荒涼たる景色が広がっていた。道なりに進むと、駐車場らしきところに人だかりが。
有名な「奇跡の一本松」の駐車場だった。空き地を無理やり駐車スペースにした所に、警備員が誘導していた。「奇跡の一本松」までは、廃墟となった建物を尻目に、道なき道を歩いていく。行きかう人々の表情は複雑だ。皆、カメラを持って、沈黙の中撮影している。小さな子供たちは首をかしげていた。
「奇跡の一本松」の側に、「道の駅 高田松原」がある。震災後、廃墟と化した建物はそのまま残されていた。駐車場内に追悼施設が設置され花が添えられていた。震災前と震災後の写真が展示されていた。
道の駅前にガソリンスタンドがあるが、この看板に注目したい。看板が凹んでいる。あの高さまで波は届いたのだ。高さから絶望感が漂ってくる。凄まじい津波の威力だと思う。