ならたけ（ナラタケ属）　Armillaria mellea

八戸でキノコ狩りと言えば、「ならたけ」の事を指すことが多い。

キノコ狩りの代名詞といってもいいほど、八戸人が愛してやまないキノコだ。

きっと、足元にマツタケが隠れていたとしても、

ならたけの群生しか見えないに違いない。

マツタケを踏みつけて駆け寄ると思う。

ならたけを探すのはそれほど難しくはない。

群生地を一か所見つければ、食べきれないほど採取することができる。

しかし、簡単に探せておなじみなキノコだけに、油断が生じる。

このキノコと勘違いした誤食による食中毒が多いことも忘れてはならない。

このキノコの特徴を完璧に覚えたいものだ。

必ず知っている人と採取に向かいたい。

十分に覚えて自信を付けて、

似たようなキノコと見分けることが出来たら、

ならたけ狩り名人になれる。

以下「ならたけ」の写真です。

一か所見つけるだけで、手持ちの袋に入りきらないぐらいの収量があります。収穫に気持ちを奪われていると、本来の目的が果たせなくなりますので注意しましょう！何事もほどほどが肝心ですよ。お土産と称して近所に配るのは、見極めに絶対の自信が出来てからにしましょう！

以下、「ならたけ」ではありませんが食用のキノコです。見分けられますか？

エノキダケは特有の匂いがあります。私は、発生場所・匂い・傘・柄の色・毛の有無で判別します。また、センボンイチメガサはとても小さなキノコなので、どれほど群生していても採取する気になれません。食べると美味しいですが、味噌汁に入れる程度。

ホームへ　ページトップへ